張替事例 マリメッコの椅子張りファブリック
2011.06.30
[ なおす ]
2009.05.29
[ なおす ]
使い込んだYチェアと張り替えてきれいになったYチェア。
ペーパーコード自体の寿命は長いのですが。かなり延びているし、日焼けして汚れているので、デンマーク製の同じペーパーコードで張り替え。
左/張り替えはじめ。中/張り替え途中 右/張り替えもうすぐ終了。この後、07年製造のYチェアと並べて、面白いことに気づきました。
見た目にもアームの位置が違うのがわかると思いますが、実は古い方が背中のYの部分の角度が寝ているので、奥行きが深くアームの位置も後ろ、座ってみるとゆったりできていることがわかります。Yチェアはとても寛げる座り心地の椅子ですが。古い方がさらに寛いだ背もたれの角度になっています。今回、同じYチェアでも年代によって微妙に変化していることがわかりました。
この後、塗装も痛んでいるので、やっぱり剥離してソープフィニッシュかオイルフィニッシュにするため、張り込んだ座面はほどいてしまいました。
2009.05.21
[ なおす ]
天童木工のスポークチェア(通称と豊さんのあぐら椅子)の張り替えをしました。
気に入った物をゆっくり集めていたお二人、買っていただいた時は赤いファブリックでしたが、新居ではほかの椅子と色が合わなかったので、柄物でお張り替え。今年のマリメッコの新作の動物柄、でもブラック&ホワイトなので落ち着いた感じに。
2009.03.22
[ なおす ]
以前、ブログでばらしているところで終わっていたスウェデッセのラミネットチェア、
仕上がりは元の雰囲気とは全く別物に。
ちょっとひねりを加えて新品でオーダーしても手に入らないであろう組合せに仕立て直しました。
白黒の木の柄はマリメッコのモノでイス張り用の厚地のファブリック、
もちろんイスの中身も手を入れているので、座り心地も良いイスに座っている感が戻りました。
シートの前側は柄的に軽く(実は枝に鳥がとまっていたりします)
シートバックは意図的に力強い木の榦の柄を持ってきました。
やっぱり意図的にパーソナリティを、
反映して仕立てたモノの方が愛着が湧きますよね。
また、使い切りで考えて作られているモノではなく、
年月が経った時に手を入れれば、新品同様に戻せて、また長く使えるって大切。
このイスも1955年から作り続けられているロングセラー、
時代を超越してますね。もちろん、実際に座りやすいから残ってるんだと思います。
コレを見て別のマリメッコの柄で天童木工のスポークチェア(通称:あぐらイス)の張替のご依頼を頂きました
早速にありがとうございました。仕上がりが、楽しみですね。
2008.12.26
[ なおす ]
swedese社のLaminet chairが、入荷してきました。
コンディションはなかり良好。デザインしたイングヴ・エクストロームはスウェデッセの創業者の一人であり、
メインデザイナーでもある。1950年代から生産が継続されているラミネットチェアをバラしていくと・・・