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スウェデッセ ラミネットチェアのリペア その1

2008.12.26

[ なおす ]

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swedese社のLaminet chairが、入荷してきました。
コンディションはなかり良好。デザインしたイングヴ・エクストロームはスウェデッセの創業者の一人であり、
メインデザイナーでもある。1950年代から生産が継続されているラミネットチェアをバラしていくと・・・

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ラミネットチェアのシートは金具を使って止められているので、

すんなり外すことができる。

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座面の左右のフレームをはずす、左右のフレームが

内側のフレームに生地を張る時に使うタッカーを隠すようにデザインされている。

製作&メンテの時の事をよく考えてデザインされたフレームと生地の張り込み方を

している事がわかる。(画像の右下に移っているL型の木のパーツが外側のフレーム)

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生地を止めているタッカーを抜く作業。たくさんあり、ひたすら続ける。

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バラしてみると、バラしやすさは作りやすさにも繋がっている事に気づく。

一つの製品が50年以上生産を続けて行くためには、これは大事な事だろう。

座った時は違和感をまだ感じなかった座面、あけてみると座面のウレタンは要交換。

張り替え時に背の部分といっしょに交換すると、これでも十分と思えた座り心地はさらに良くなるはず。

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実際に別の生地を合わせてみると。

マリメッコのトューリのカーテン用生地を仮に合わせてみる。

画像は白地にシルバー、実際に張り替える時は同じ柄椅子張り用の

白地に黒にしようか? それとも他の濃い色の柄にしようか?

もしくはフレームをホワイトで再塗装して濃い色のファブリックでも。数台あるので好みに仕上げる事も。