Touch 01 イノダ+スバイエ展 (Inoda+Svejeとは)
2013.06.28
[ おしらせ ]
ルコンでもとても評判の良い二人のデザインによる椅子たち
オブジェとしても美しいだけではなく、座れば誰でもわかる、快適な座り心地を、完璧を追求する二人。
見た目のイメージで訴求するデザインがの多い中、同世代でもありデザイナーとしては若手の中では珍しいくらいの作り込みの深さ......普段扱っている椅子達とは別格、数十年後にヴィンテージになっているのではと思えるクオリティと完成度。本当にコレからが楽しみな二人なのです。
猪田恭子とニルス・スバイエによるデザインチーム。2000年コペンハーゲンにて「イノダ+スバイエ」設立。以後、木工技術や深いデザインの歴史を持つデンマークの知識と、 日本人とデンマーク人が持ち合わせる「清楚で静か」「精密で正確」 「シンプルでミニマム」な性質に存在感を持たせるモノ作りをスタイルとする。2003年、拠点をミラノに移す。現在家具を主に、プロダクト、医療器具、家電、グラフィックなどのデザインを手掛ける。
二人のフィロソフィー その1 家具は日々進化している、現代の家具は現在だからこそ作れる家具である必要があると思う。50年代の北欧家具、それを遡るシェーカー家具には学ぶべき点がたくさんあるし、その魅力はつきない。しかし50年代の家具にはあまり興味がない。
例えばフィン・ユールの家具が手作業でしか作れなかった時代があり、次第に工業生産の社会の時代についていけない時代がきて過去のモノとなった。
しかし、今また、作れない形などないという恐るべし究極のNCルーターが登場してきて、すんなり生産出来るようになる。外見的には同じモノでもあっても、その製作過程が変化し、現在でしか製作できないモノならば、それは「現代の家具」と言う観念で私は見ているので、そういうものも含めて現在進行形の家具に興味がある。私たちのスタンスは、科学の実験のように今まで積み重ねてきたものの上に更なる研究をつんでいくというプロセスに近いのだ。
Touch 01 イノダ+スバイエ展 in FRASCO 7/14(日)
FRASCO 〒371-0022 群馬県前橋市千代田町4丁目7-1
7/14(日)はイノダ+スバイエ展のイベントのサポートのため ルコンの店舗は臨時休業となります。
当日、御用の方はFRASCOまで、お越しください。よろしくお願いいたします。