モローゾ
2006.05.19
[ good design ]
トード・ボーンチェのデザインしている家具も製作している、イタリアの老舗家具メーカーモローゾ(morozo)の展示会に行ってきました。
パトリシア・ウルキウラのデザインのテーブルとソファにトード・ボンチェのクッション
モローゾの家具を初めてみたのは、19歳の頃でミラノのフェラーリショップもデザインしているスペインのデザイナー マッシモ・イオザギーニの展示会の時以来。今回のモローゾはアッキレ・カリティルオーニのスタジオにもいたことがある女性デザイナーパトリシア・ウルキウラのデザインのいくつものソファやベッドがディスプレイされていた、ウルキウラのデザインは女性らしいチャーミングで機能的なデザインが多く、他のイタリアメーカーでも多くのデザインを依頼されているのが実感できた。
お楽しみのトード・ボーンチェのガラスに黒いプリントのダイニングテーブル(床に写り込む影がなんともトードらしい)、またコーリアン(人造大理石)にプリントしたサイドテーブルも良い存在感で部屋の雰囲気を変えてくれそう、ドールチェアやウィッチチェアも見た目よりソフトな座り心地、テーブルと同じようなパターンのミラーも並んでいました。
今回はトードのデザイン好きにはたまらないデザインがいっぱいでした。パトリシア・ウルキウラのデザインもイメージより完成度が高くて好印象、特にフォンタナアルテのパトリシアのライト(粒粒一つ一つがクルスタル)はあめ玉がたくさん光っているようでいて、エレガントなデザインに仕上がっていた。